硯で有名な宮城県雄勝町。
それ以外何もない町だ。
いや海がある。
それだけだ。
いやうるさい婆がいる。
もう十分だ。
テレビで一躍有名になったこの食堂。

テーブル4卓だけの狭くて小さな食堂。
隣は旅館だが今は廃業し、現在はこの食堂だけを道楽で経営しているのだろうか・・・

メニューはいくつかあるようだが、
ほとんどここの口うるさい婆の強制的命令により
生ウニ丼セット1800円に落ち着かされてしまう。


注文をすると早速店のスタッフが真裏の海のかごから帆立貝とホヤを持ってくる。

下をのぞくと海水は驚くほどきれいで、無数の紫ウニが岸壁にへばりついていた。
こりゃ新鮮だわ・・・

まずは卓上で海水から出したばかりのホタテが焼かれる。


海水の塩分で頂くホタテ焼き。
これはこれでうまい!!
続いてウニ丼定食

小鉢が多い。
ここにも海から揚げたてのホヤ。
独特の臭みは全くない。

メインのウニ丼


さすがにミョウバン臭さなどは一切ない。
しかしながら全体的に量的な満足度は低い。
新鮮さを売りにしたお店だ。
こんな狭い店だが仙台や宮城県内からも客が来ていた。
一眼レフで写真を撮る客にはじめは婆は難色を示していた。。。

仙台からの家族づれ
婆店主の御機嫌ばかりをとっていた

これが有名な硯だ

婆の度を越した自慢話を聞きに遠路はるばる行く猛者にはお勧めしたい。
ホタテは1枚300円で宅配可能。
ちなみにマリンパル女川では同様のものが1枚120円。